お子様の目の知識 〜成長と近視〜
子供の頃からド近眼!
お久しぶりなシンヤでございます
さて、今回のお子様の目のお話は
「成長期の近視について」
前回の「遠視」から少し間が開いてしまいました…
まず近視ってどういう物かっていうのは以前の記事でも書きましたが…
コチラです→近視について
簡単にまとめるとこんな感じ
最近では小学生でも近視になるお子さんは少なくありません
お子さんの目の事で不安に思われる親御さんも多いようで
「ゲームばかりしてると近視になるの?」
「去年まで目が良かったのに急に近視になった」
「ウジハラ君の頭はヅラなの?」
なんてご質問をよく受けます。
ウジハラ君の頭はマジックテープ式です
じゃあなんで近視になるの?
まず1つ目
「環境によるもの」
大抵のお子さんはお勉強
どうしても近くを見る事が多くなります
近くの物を見る時、目の中はこんな感じになっています
目の中の筋肉(毛様体筋)を緊張させることで水晶体(レンズ)をブ厚くしています
つまり目が頑張ってるんですね
普段から近くばっかり見ていると目の方も
「じゃあ普段から水晶体を厚くしてればいいじゃない!」
ってことで常に筋肉が緊張した状態になってしまいます
筋トレで筋肉が太くなるような感じですね
もちろんこの状態では遠くを見る時にピントが合いません
これが環境による近視です
厳密にはちょっと違いますけどね
2つ目!
「成長によるもの」
前回の遠視のお話でも言いましたが
お子さんは体が小さいので目の奥行き(眼軸といいます)が短いんです
この眼軸はもちろん成長とともに長くなるので
こんな風にどうしても近視気味になってしまいます
もちろん成長に合わせて目が調節してくれる場合は近視になりませんが
こればっかりは個人差があります
最近ではどうしても近くを見る機会が多くなってしまうので
中学生くらいになると約半数が近視だそうです
近視自体は決して珍しい物ではありません
「ゲームばかりしているから目が悪くなるんだ!」
なんて怒ると、お子さんも
「怒られるから…」
と、目が悪いのを隠してしまう事もあります
視力が下がったまま無理して生活していると
余計に視力の低下が進んでしまいます
気づいた時には視力0.1…なんて事もありますので
お子さんの目の為にも
しっかりと話し合える環境を整えてあげましょう!
ではまた!
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